第7章 ♓キミをちょうだい(月島蛍)生誕記念 完結
姫凪の頭を撫でて
部屋から飛ぶように
逃げて行くアニキ
本当に変わってない。
ドSだし
いつでも余裕タップリだけど
姫凪が涙には敵わない
そして
「良く出来ました。
ご褒美はイチゴ味のキス?」
『ん…キスだけじゃ嫌ぁ…
蛍…ぎゅー…!』
スイッチ入りやすい
キミも
「なに?言わなきゃしないよ?
エッチなお強請りしろよ」
それに簡単に乗せられる
僕も
本当にいつもと変わらない。
モヤモヤなんか
イチゴ味のキスと
キミの声で消えるはずなのに
『ふふ…蛍のその顔好きなのよ…
お部屋行こう?
ベットで抱いて?』
「…嫌だ…ここで…抱く」
『え!?な…ン!?』
今日はなんかダメ。