第54章 熱く恋、開く(宮治)生誕記念 完結
『ちょ、朝から何を…』
肩を抱くと
オロオロする大きな目も
「なん?
ただ缶コーヒーでも
並んで飲もやって
言うつもりやってんけど?
何想像したん?」
俺の声に真っ赤になる頬も
「サクラのエッチ…
期待したん?こんな事されんの。」
メッチャ可愛エエなぁ…
こんなリアクションされたら、なぁ?
『え!?治くん!?
アカ…ぁん!』
「あかんの?なんで?
サクラ…メッチャ感じてるやん」
期待に応えてやるのが
カレシってやつやろ?
まぁ、俺得なんは
間違いないけどな~
「あぁ…ココやったら目立つから?
ほな…チョット来ぃや…?」
肩を抱いた腕に力を込め
「侑が病院で良かったな~
家いま誰も居らんねん」
ニコリと微笑みかける