第7章 ♓キミをちょうだい(月島蛍)生誕記念 完結
「そうそう!
ついでに一人で眠れない
可愛い姫凪の為に
俺が添い寝してやろっかーって
言ってるだけじゃん?
なぁ?姫凪ー?」
「はぁ?」
そう、ただ単純に…
『そ、そこまで言ってない!
蛍!嘘だよ!
明光くんの冗談なのよ!
姫凪一人で寝れるよ!
もう!明光くんのエッチ!』
「んー?エッチな事されるの
想像したのかー?
姫凪のエッチ」
「わざと煽るなよ!」
そうだよ!ヤキモチだよ!
「ハハッ!ウソだって!
冗談だから心配すんな!」
「冗談に聞こえないんだよ
バカアニキ!」
慌てる僕を見て
楽しそうに笑うアニキの
お尻を思いっ切り蹴りあげて
姫凪が淹れたコーヒーを
飲んでると
「姫凪ー!オレにも
コーヒー!
あ!また来てんの?
明光くんに蛍くん!」
バタン!とリビングのドアが開く