第52章 ♉俺専属 姫王子(木兎光太郎)生誕記念 完結
「そーそー!友達っていうかセフレ?
なんか急に連絡なくなったから
家に行ったんだけど
お爺さんの執事さんに追い返されてー
今日たまたまココのホテル来たら
見た事ある顔イッパイで
光太郎のバースデーって言うじゃない?
だからコッソリ紛れ込んじゃった!」
…うわ…なんか色々マズイ感じ?
そういえば昔むかーし
ナンパして突っ込んだ事あったよーな…
名前は一向に思い出せねぇけど
なんとなく顔と身体は一致した
あ!姫凪と逢う前だかんな!!
いや!コイツの素性とかどうでも良くて!!
「姫凪!違う!
あの…」
バカ!ここでキョドったら
疚しいみたいじゃんか!
ここはビシッとバシッと…
「あ、アナタ光太郎の家の
使用人の子だよね?
何してるの?
その服…
使用人が着れる様なドレスじゃなくない?
似合ってるとか思ってなーい?」
お前がビシッと言うなぁ!
いや、俺がビシッと言うべきだろ!!