第50章 ♢冷たく甘く愛おしく(黒尾鉄朗)パニーニの日 完結
「悟ってんじゃねぇっての!
あー!ムカツク!
なんでこんなに知れてないんだ!?
アレか!
屋上から叫ぶヤツするしかねぇのか!?」
ゲームする研磨を揺らすと
「止めてよ、クロ。
そんなんしても
姫凪は告られるだろうし
エロい目で見られるよ
だって…姫凪の態度が…」
グサッと来る言葉
態度がナニって?
言い難いんだが…
『研磨と鉄朗…
何イチャイチャしてるんですか?
私お邪魔虫でしたか?』
うお!噂をすれば!
言い難いから
目で見て感じて?
研磨のいう態度ってのは…
「姫凪!邪魔なわけねぇじゃん!
ほら、こっちこーい!
ギューッは?」
『はぁ?何言ってるんですか?
バカですか?
行きませんしギューッもしません…
暑さで頭のネジ外れましたか?』
…なァ?こういう事。