第49章 ♑熱く熱く近く(赤葦京治)819の日記念 完結
「お触り厳禁ですよ
全く油断もスキもない…」
必死な俺と
悪ノリする木兎さんと孤爪を
黒尾さんが宥めて
ユックリ近付く再会の時。
楽しみにしてた再会は
「『こんにちはーー』」
「え?姫凪?アイさん?」
別の問題を連れてやって来た
『京治!久しぶり!
どう!?アイちゃんと
双子コーデ!!
あ!サンダルは脱ぎ捨てて来たけど
それもオソロなんだよ?!』
可愛い。
正直可愛過ぎる。
ただ!
「ハームちゃん?
そのカッコなんですかァ!?
足!背中!腕!!
胸も!!!」
「ごめんやん、鉄朗…
露出激しいって止めたんやけど
体育館は暑いからって
聞かへんくて…」
肌色が多過ぎるんですよ!!
『アイちゃんも
”クロを誘惑したる”って
ノリノリだったくせにぃ…』
「シーッ!姫凪ちゃん!
それは言わへん約束!!
トップシークレットやで!」
慌てるアイさんに抱き着いて
『もー!アイちゃん可愛い~!
ね!ね!今日もウチに泊まってね!
ガールズトークしよーねー!』
楽しそうに笑う姫凪さん