第49章 ♑熱く熱く近く(赤葦京治)819の日記念 完結
別に自主練が嫌だと言うわけでないけれど
連日の猛暑
死ぬかと思う練習量
そして
「赤葦~!
俺の右手が麻痺しそう…!
アイー!
なんでマネじゃないんですかァ!?」
「激しく同意」
禁欲が募りすぎているのもあり
ロスがエゲツない
二週間近く
合宿所に押し込まれ
彼女の姫凪さんに
逢えてないんだ。
ただ今日は
「赤葦~
アイと姫凪
今日は顔出すんだっけー?」
「はい。夕方の自由時間のときに
差し入れ持って来るって…」
久々に再会出来る
否が応でも上がるテンション
ただし…
「え!?姫凪来ンの!?
マジ!?やべぇ!気合い入ったー!」
それは俺だけではない様で…
まぁ、木兎さんは元カレだから
上がるのは当然として
「え?姫凪来るの?
ふーん…おっぱい枕…してくれるかなー」
なんで孤爪(オマエ)がウキウキしてるんだよ
しかも何故知ってる
「あぁ!孤爪!ダメダメ!
俺が先!!」
木兎さん(ハンニン)近くに居すぎ!!
しかも!
なんでシレッと触る気で居るんだか。