第47章 ♉捨て猫プリンセス(及川徹)及川徹 生誕記念 完結
「徹〜そんな
力いっぱい抱き締めたら
姫凪が
壊れるぞー?」
アキラちゃんが
姫凪を俺の腕から
奪い取り
「姫凪
鐘木の仕事手伝ってきて?
後、俺出掛けるから
スーツ出しといて?」
『はい!失礼します!』
リビングから追い出す
「わざと?かな?
取らないでよ………」
アキラちゃんをギロッと
睨むと
「ったく。
まだ告ってねぇのか?
サッサと告れよ〜」
アキラちゃんが言う!?それ!
「あんだけ毎日
オレの前でイチャイチャしといて
よく言うよ!
自慢じゃないけど
オレ告白された事はあっても
した事ないんだよ!」
「あー、それ自慢だよなー
うっぜー」
「アキラちゃんもでしょ!
知ってるよ!告られまくられてるの!
それに…姫凪は…
アキラちゃんが好きでしょ…
告られたんじゃ…ないの…かな…?」
ソファーの上のクッションを
抱き締めて
唇を尖らせる
「可愛くねぇし。
はぁ。姫凪は
俺に懐いてるだけ
別にヤりてぇとかって類の
好きじゃないぜ?あれは。」
懐いてるのもムカツクし…