第47章 ♉捨て猫プリンセス(及川徹)及川徹 生誕記念 完結
その日から
姫凪との共同生活が
始まったんだけど。
『アキラさーん!
コーヒーどうぞ!』
「さーんきゅ!姫凪」
『はーい!
あ、徹、坊ちゃま。
コーヒー飲みます?』
「徹のは
鐘木がすればいーじゃん
姫凪は俺のだけ
淹れてたら良いよ?」
『はーい!』
姫凪が
アキラちゃんに
懐きすぎている
「オレも飲むし!
姫凪、淹れて!
ミルク多めで!」
「俺の姫凪を
勝手に使うな徹」
いつからかな!?
『俺の姫凪…』
顔を真っ赤にして
嬉しそうに笑う姫凪
ムカツク!
オレにはそんな顔しないくせに!
「姫凪!
こっちおいでよ!」
姫凪の腕を引いて
抱き締める
『…アキラさぁん…!』
だから!
いつからアキラちゃんの
専属なのさ!
オレのが…
好きなのにさ。