第47章 ♉捨て猫プリンセス(及川徹)及川徹 生誕記念 完結
「あのねぇ…
アキラちゃんの性癖は
この際無視してあげるから
交番連れて行こう?
迷子とかなら
親御さん心配してるよー」
「誰がロリコンだ!
…んー……とりあえず
風呂入れてやらね?
なんかドロドロで可哀想…
なぁ?寒さに震えてるしさー」
チラッと女の子を見ると
確かに泥だらけで震えてて
捨て猫みたいで
可哀想…だよね……
「分かったよ…
じゃあ風呂入れてやりな…」
「やった!じゃあ姫凪!
徹にお風呂入れて貰って!」
……ハァ?!?
「なんでオレが!!
アキラちゃんが入れなよ!」
「俺が?風呂だけじゃなくて
違うのも挿れるけど?
いーの??」
抱き上げたままの
女の子の胸に顔を埋めて
グリグリ頭を擦り付ける
「だめ!マジで捕まるよ?!」
「だろ?って事で!
徹くんお願いねー!」
「うぐっ!!アキラちゃん!」
ヒラヒラ手を振って
リビングを出て行くアキラちゃん
ヤラれた!!!
残されたのは
オレと女の子と鐘木。