• テキストサイズ

夢幻回廊【弐】裏夢専用(ハイキュー・弱虫ペダル)

第45章 365/365ー毎日ー(北信介)生誕&ファン様300人記念


「姫凪…」

”誰も居らんし甘えろ”とか
”手伝おうか?”とか

続けようとした言葉を
遮って重なる

「北さん!こんな所で
何してんスか!?
お好み焼き食いに行きましょー!」

「席なくなりますよー」

双子の後輩の声

宮侑と治が廊下を走って来て
俺にまとわりつく

「喧しいな…廊下走んな
スグ行くさかい待って…」

『いや、待たさんと行きや。
約束しとったんちゃうん?
ウチまだ残ってるから
行ってらっしゃい』

苦笑いを浮かべ
ヒラヒラ手を振り

カチカチとホッチキスの音を響かせる

「あ、姫凪さんや!
こんちわーす!」

「一緒にお好み焼きどうです?」

「勝手に誘うな
慣れこいねん」

「えー!良いやないですか!
北さんのケチー!」

「別に食いませんて、なぁ?」

人懐こく姫凪に
手を振る侑と治を窘めて

「喧しいて。
行くで
ほな、頑張りや姫凪」

顔を上げず手を振る布施を残して
学校を後にした
/ 4690ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp