第43章 ♡笑顔の効き目(天童覚)生誕記念 完結
今食べたら確実にグロッキーに
なっちゃうよね!?
でも…
『覚?』
「今日のご飯はナニーー?
姫凪〜?」
言えない。
言ったら絶対帰されるか
怒られる
わざとジャレついて
笑うけど
オトナな俺の彼女に
そんなの通じるなんて
『覚?体調悪い?
身体熱いよ?』
「気温のせいじゃね?」
『…覚?
熱あるんでしょ?
いつもより息も荒いし…』
甘いよネ〜
ギロリと睨まれて
ごまかし切れなくなった
真実が
「チョット…だヨ…
だから…」
『チョットなら隠す必要ないでしょ?
熱測りなさい』
ボロボロと出て来てしまう