第6章 ♉幸せ日和(木兎光太郎)生誕記念 完結
「今日だけは戻ればいいじゃん?
俺と学生しようぜ?
制服デートだ!
楽しむぞ!姫凪!」
着れなかったと嘆くなら
いくらでも着せてやる
思い出が少なくて嘆くなら
俺が作る
だから
『…うん!
なんか…嬉しいよ…光太郎…』
そうそう。
笑ってろ
「そりゃ良かった!
よーし!行くぞ!」
姫凪の手を引いて
学校に行く
一応クラスでも部活でも
店番とか色々役割りがあるから
その時は赤葦カップルと居る様に伝え
あちこち見て回る
途中、黒尾くんカップルに会ったり
孤爪カップルに会ったり
その度に
恥ずかしそうに俺の後ろに
隠れる姫凪が可愛過ぎて
正直学祭とかどうでも良くなって来る