第40章 ♡寂しさを融かす様に…(国見英)生誕記念 完結
「これ、って?」
ホント厄介な姫さんだよな
『独り暮らしする部屋の鍵。
持っててほしいなーって…
あ!誕生日プレゼントは
チャント買ったよ!
オマケっていうか…その…
これからも…っていうか…』
俺の理性もポリシーの無気力も
「…もう、返さねぇかんな」
ぶっ壊す気かよ
『…返されたら泣く』
「泣かさねぇし。
いつか俺からもチャント
プレゼントするから
…俺達の部屋の鍵
って…おいおい…
なんでそこで泣くよ?」
抱き締めようとした手を止めて
『だって…
それって…』
「本番はもっとチャントするから
今はまだプロポーズ(仮)で我慢して」
ユックリ薬指にキスを落とす