第40章 ♡寂しさを融かす様に…(国見英)生誕記念 完結
「で?なんで天童さんと居たわけ?」
”散々抱いた後に言う?!”って笑われながらも
「ヤキモチ…妬いたら悪いかよ
笑ってんなし。
笑い事じゃなかったんだからさー」
ヤッパリ気になる
あの昼の光景
俺の華が咲き乱れる
白い肌に顔を埋めると
『覚の彼女の誕プレ選びの
相談と乗ってたのと…
私も相談してたの
コレ、渡すのって
なんか照れちゃうし
重いかな…とか、色々』
手だけカバンに伸びて
チャリチャリと金属音が聞こえる
チラリと視線を上げるとそこには
おそろいのキーホルダーの付いた
鍵が二つ。