第40章 ♡寂しさを融かす様に…(国見英)生誕記念 完結
キザ過ぎて自分じゃねぇみたいなのに
『期待してる』
「どうぞ?
そん時は、なってやるよ
我武者らってヤツに」
なかなかどうして、悪くない
『今は?』
「今…?知りたい?」
『知り…たく…ンんぐ…!?』
何かを察して離れようとした
姫凪を抱き締めて
動きと声をキスで止め
「答えは身体で感じろよ
言ったろ?
離さねぇから覚悟しろ、てな?」
柔らかいベットに二人で沈み
指を身体を絡め合う
「なぁ?姫凪」
『ん?』
「寂しい?」
『そう見える?
英は?寂しい?』
見つめ合う目と目に映ったお互いが
キスを”せーの”合図に変えて
「『愛してる、寂しくなんか
もうさせない』」
重なる気持ちを伝え合い
甘い夜にユックリ
融けあう様に
お互いの身体に華を贈って
抱き合った