第40章 ♡寂しさを融かす様に…(国見英)生誕記念 完結
そして
「冷たかった?」
『うん…バイトばっかりしてるから…
嫌われたかと思った…』
「寂しかったんだ?」
『当たり前でしょ!
…本当はもっと…一緒に居たい
でも…ベタベタするの
嫌なのかな、って思って…』
明るみになる
「こっちのセリフだし。
俺がいつ嫌だ、つったよ?
寂しくないなんて
言った覚えねぇのに…」
重なってた気持ち。
『え?じゃあ、英も
寂しかった!?』
泣きそうな声を出してた姫凪の
声色が一気に変わり
ガバッと顔があがる
「…言わねぇ」
『な!?意地悪!?』
違えよバカ。