第37章 ♓それはまるで奇跡の様な…(月島明光)生誕記念 完結
「は!?蛍!?なんで!?」
「姫凪に頼まれたモノを
引き取って来た。
開けるよ?隠しときなね」
えぇ!?蛍!強引!
慌てて姫凪の身体に布団をかけて
乱れた姫凪の髪の毛を
大雑把に整える
…けど!
「姫凪!顔!エロい!
潜ってなさい!」
スイッチ入ったまんまの姫凪の
エロい顔はそんなすぐには戻らない
『…あきてるのせいにゃのに…』
「なんか声もエロいからシーッ!」
布団でくぐもった声を制すと同時に
「…なにが”シーッ”だよ。
あんなに派手に響かせといて
隠しても安易に想像出来るから。
一応僕も知ってるしね?
エロ可愛い姫凪」
マスクで声をこもらせた
蛍が部屋に入って来た
「そ、そうだけど!
今ここで言う!?
てゆっか、想像すんな!
蛍のムッツリスケベ!バーカ!
兄ちゃんの姫凪だからな!」