第6章 ♉幸せ日和(木兎光太郎)生誕記念 完結
『もちろん!
旅行も行ったし!
パーティは慣れないけど…
文化祭も楽しみだよ!
学生の中に入って浮かないかだけ
ちょっと心配だけどね…』
「あ、それは平気!
手は打ってある!
当日楽しみにしてろ!」
ニヤリと笑うと
ビクリと身体を揺らして
『なんか嫌な予感…』
怪訝な顔をする姫凪
「あ?だーいじょうぶ!
思い出作りだっての!な?
それより…お前の顔見てたら
ムラムラして来た…
もっかい…食わせ…」
「坊ちゃん。
いつまで盛るつもりですか?
そろそろ布施をお戻し下さい
本日は旦那様と若奥様が
戻られますから
使用人は大忙しで御座いますゆえ
坊ちゃんも身なりをキチンと
なさいませんと
旦那様に叱られますよ」
鈴木ーー!いつから居たぁ!?