第36章 ♤そのままの二人で(松川一静)生誕記念 完結
しがみつく姫凪が愛しい
いつもより幼くて
いつもより甘い姫凪を
「モテませんよ〜?
モテたとしても…眼中ねぇよ…
お前が居るから…なんつって?」
甘やかしたくて堪らない
『…キザ!』
「嫌いー?」
『好き…』
「足んねぇよ」
だからお前も
『大好き?』
「まだまだだね〜」
『あ、愛してる…』
「ん、ドンピシャ」
俺にだけ甘くなって
顎を跳ね上げ喉元に噛みつき
独占欲の証をクッキリ刻み込む
そのまま舌で肌を擽って
ユックリ制服を乱して行く
上がる息が色っぽく
さっきの可愛さに艶を混ぜ混んでいく
それは俺だけの俺だけが知る
「…姫凪もっと乱れる?」
『ん、乱して…一静…
一静で乱れたい』
世界一綺麗な宝物