第5章 ♑愛されたがりの愛し方(黒尾鉄朗)クロの日 完結
「ハハッ!余計に小さく見えんな
…可愛いよ…姫凪…」
大きなベットに沈む姫凪の
服をゆっくり脱がしながら
広くなっていく肌色に
顔を擦り付ける
「ったく……サボりやがって…
しかもナナと二人で
外うろつくとか
危ねえだろうが…
…俺はお前が思うより
心配性で…」
『甘えん坊やな…
寂しかったんか……?』
俺の声に被さる
姫凪の甘い声
「おー…忘れんな……
”お前だけに”ってのもな?」
顕にする胸を揉みしだき
くねる身体に指を這わせる
『ほな…鉄朗も覚えとき…
鉄朗が思うよりヤキモチ妬きで
鉄朗が思う以上に
…エッチやよ?
イッパイ…触られたい…
気持ちよくシテ』
息を荒げた姫凪が
俺のネクタイを解いて
シャツのボタンを開いていく