第5章 ♑愛されたがりの愛し方(黒尾鉄朗)クロの日 完結
「姫凪…?
…仲直り…してくんねぇ?」
最後残しておいた唇の前で
キスを止めると
『キスだけじゃ…許さへん…
キスだけで許さんといて…
私も鉄朗に酷い事、言うた…
…ゴメン…鉄朗…好き…
めっちゃ好きやで…』
唇に吸いついて
何度も甘さを送って来た
「もちろん、そのつもり…
こんな可愛いの目の前にして
止まれるわけねぇだろ?
良かったなァ?ハムちゃん?
ココならいつもよりもっと
乱れてエロい声あげても
俺にしか聞こえない
二人だけの世界だ…
…言っとくけど…
手加減出来ねぇからな?
姫凪…思いっきり抱かせて…?」
返事の代わりに重なる唇を
奪い返して
舌を捩じ込み
グラリと揺れる身体を
そのままベットに押し倒す