第28章 ♤伝えなきゃ伝わらない(花巻貴大)生誕記念 完結
「やばい…俺…多分そろそろ
爆発すっかも…
姫凪が可愛過ぎる…」
「は?なんの惚気だよ
つーか、自分の女なんだから
当たり前だろ?」
「姫凪
最近チョット色っぽいよね〜
お花巻の賜物〜?」
なんか…もう…間違えた感?
次の日の朝
部室で繰り広がるボーイストーク
相手はいつもの面々。
「おい、松川。
姫凪を変な目で見んなよ?
お前にはサクラが居るべや?
それに賜物ってなんだ?」
「見るかよ、前も言ったけど
ハマれば俺は一途なのよ?お花巻〜
賜物ってのはアレに決まってんだろ?
なぁ?岩泉〜」
松川のニヤケ面に
イラッとしつつも
岩泉に視線を送る
「なんだ?俺が知るかよ。
何もしなくてもナナは
可愛いからな」
あーねー。
天然にイラッとするよねー。