第23章 ♑世界最速のプレゼント(赤葦京治)生誕記念 完結
「すぐ戻りますよ?」
『イヤ…後ちょっと…ね?』
見つめられちゃ
叶わなくて
ベットに戻り
「どうしたんです?
まだ、足りませんか?」
クスリと笑って
頭に口付けると
『…うん…まだ…
お風呂入ったら寝ちゃうもん』
ギュッと俺に抱き着いて
「寝ましょうよ…
もうクタクタでしょう?
寝ないと治りませんよ?」
『寝るよ?
京治にオメデトウ言ったら寝る!』
グリグリと頭を擦り付けてくる
眠いくせに
本当に可愛い人ですね
チラリと時計を見ると
5日まで少し時間がある
「ダメです、チャント寝て下さい」
『聞いてた!?
オメデトウを…』
「誕生日のワガママです
寝て下さい。
俺が起こしますから
それまで寝て下さい」