第23章 ♑世界最速のプレゼント(赤葦京治)生誕記念 完結
姫凪さんに手を伸ばそうとする
孤爪の手を叩き落として
「してない。
木兎さん診察は俺の担当なんで
スイマセン退いて下さい。
黒尾さん達は盛るなら
他でどうぞ
孤爪は…」
「なに?あぁ。
”二人切りになる
きっかけ作ってくれて
アリガトウ”とか?
ドウイタシマシテ。」
絶対言うかよ!
サッサと家でゲームしろ!
「とりあえず
久々の再会ですが
今日はこの辺で…
後日また集まりましょう
姫凪の体調が良くなったら」
孤爪にガン無視決めて
大雑把な約束を取り付けると
「ちょ、赤葦!
診察なら俺も!
今のオマエには任せられマセン!」
食い下がろうとする木兎さん
診察云々より
俺への戒めのが強い気がして
少し言葉に詰まる