第23章 ♑世界最速のプレゼント(赤葦京治)生誕記念 完結
「イヤだ!俺が診察する!
とりあえず服を…」
診察って、どこをだよ!
って。堪えろ。
相手は木兎さんだ。
「なんや?修羅場か?
鉄朗なんとかしぃや
流血とかイヤやわぁ…」
「俺が、このゴリラ共を?
俺が流血しちゃいますぅ
アイはそれでも良いンですかァ?」
「え?それは嫌や…
研磨行きぃ…」
…とりあえず爆発しときますか?
孤爪もなんとか言え……
「姫凪
体調悪いの?
おれが看病しようか?
木兎サンも赤葦も
寝かせる気なさそうだし…」
姫凪さん(そっち)にじゃねぇよ
このクソネコ
「姫凪ー…赤葦がこわーい…
…酷いよね?
姫凪がこんな
窶れた顔してるのに
まだグタグタしてるんだもんね…」