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夢幻回廊【弐】裏夢専用(ハイキュー・弱虫ペダル)
第1章 ♉365日キミの日(黒尾鉄朗)日々の感謝を込めて… 完結
「俺の為に朝飯?
姫凪が?」
『そ、そうよ!悪い!?』
「悪いって声してますかァ?」
背中に隠したニヤけ顔で問いかけると
『顔見ないと分かりません』
背中を向けたまんま
俺に応える
姫凪にはきっと
分かってる
俺にも姫凪がどんな顔して
言ってるのか分かってる
だけど
「顔見せるから
振り向いて?」
『うん』
こんな事言い合うのは
「『せーの!』」
「ハハッ!赤過ぎね?」
『鉄朗もでしょ!』
見つめ合いたいから。
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