第5章 ♑愛されたがりの愛し方(黒尾鉄朗)クロの日 完結
R18のコーナーをチラ見しても
全く上がらない気持ち
こんなのより姫凪の
色々見たいんですけどー…
「なーんで居ないかねェ…」
寂しい左側に溜息を吐いて
買い忘れてたジャンプゲットの為
漫画コーナーへ
すると…
チラリと視界に入った
黒い癖っ毛
「あ?赤葦?何してんだよ?」
木兎も連れずにウロついてるのが
珍しくて思わず声を掛けたんだけど
「そっちの彼女に
ウチの姫さんが盗られたんで。
せっかくのオフが暇なんですよ」
しくったー…
赤葦殿はなかなかのご機嫌ナナメ。