第2章 出会い
目が覚めると、
知らない部屋にいた。
ここは?
と思って
昨日の出来事を辿ってみる。
!!!!!!
私 生きてる!
と思い勢いよく起き上がろうと
したが何かに縛られている。
見てみると、おそ松の腕が
私の腰周りにきていてそこで
結ばっている。
そして、顔が真正面にある。
う、動けない…!
すると、暴れる私のせいか
おそ松が起きた。
「あれ?起きた?」
私は何も言えずにコクコクと
頷いた。
だって真正面に相手の顔だよ?!
村の人ともあまり外に出してもらえず、休みの日も、とても暇だった。
だから、男の人?の顔が真正面にあるのは、結構緊張する。
「そうか…。今日は何する?」
と聞かれたその言葉と同時に昨日のことが頭に浮かんだ。
私は起き上がりながら
『えっあの〜』
「? あ〜殺さないよ?」
『! どうして…ですか?』
言葉を聞いた時
え?!!!!!!!!!!!と思い
聞いてみる。
「え〜村でどういう扱いされてたのか知らないけど、自分魅力に気づきなよ〜」
と言う言葉に
『?????』
で返事を返すと、
「え〜気付こうよ〜w」
という声と同時に
キスをされた。
今はお互いの座っている状態なので、しやすいって言ったらしやすい方だ。
顔を真っ赤にする私を見て
ニヤニヤと笑うあの顔。
「あれれ〜?顔が真っ赤だよ〜?」
と言わんばかりの笑み。
あ〜もう!
恥ずかしいに決まってるじゃん!
と思っていると、
「あっそうだ!!!!!!」
どうやら何か思いついたらしい。