第2章 出会い
「俺の弟を紹介してやるよ!」
ふ〜んってあれ?
弟さん?!ってことは…
皆妖怪なんだよね?
でも、あれ?おそ松は?
妖怪なのは分かるけど
妖怪にも種類がある。はず
『ねぇ〜』
「ん?」
『あなたって…妖怪、よね?』
「うん。そうだけど?」
『何の種類?????』
自分の言葉の言い方にもハテナをつける。
「あ〜行ってなかったっけ?俺はこの森を守る長的な?感じ。」
へぇ〜凄いな〜と思う。
『じゃあ神様ってこと?』
「君らの世界ではそう呼んだりもするね」
神様と話してるの?!
と思うと急にやばい!
敬語敬語!ああああ〜と
なっていると、それを察したのか
「別に普通でいいよ?w」
と言われる。
そう言えば
昨日もバレた気がする。
『相手の心読めるの?』
「うん。そうだけど?」
どうしたの?と言う顔をされ、
いやいやいやどうしたの?
じゃないでしょ!と思う。
「まぁ早く起きようよ」
と言われて結構長い時間ここにいたようだ。
『そう言えば…ここは?』
「俺の家♪」
『ってことは弟さん達もここに?』
「うん。夜になったら
帰ってくると思うよ?」
へぇ〜以外に人と似てる。
「皆、朝からどこそこ言ってるからそいつらの所に行って紹介してやるよ!」
と言われる。
ん?
ってことは家に2人かぁ。
『あなたはこの時間帯何をしているの?』
「弟にちょっかい出してる♪」
えー…まぁ優しい人?だから大丈夫だと思うけど、あっ...でも
これからどうしよう?
殺さないって言われた所で山で1人で暮らすほど私は強い訳では無いので…
すると
「あっ!あと今度からここがお前の家ね!」
えっ?!神様と一つ屋根の下?!怒らせないようにしないとダメじゃない?!
怖いな〜。
「これ着たら外(廊下)に出てきて」
『あっ!はい!』
柄がとても可愛い。
浴衣のような薄生地で動きやすい。
着替え終わり、着ていた着物を丁寧に畳む(汚すの申し訳ないし…)。
外(廊下)に出るとおそ松が立っていた。
『すいません…遅くなりました』