• テキストサイズ

甘い甘くない甘い【ハイキュー】

第5章 ☆告白のタイミング【岩泉一】




その後青城の人たちはバスで帰っていった。

今日、ハジメくんに会いに行くなんてダメかな。
いや、会ったとしてもなんて言えばいいの。



…でも、それでもやっぱり会いたい。
私じゃ何にも出来ないけど、それでも会いに行きたい。



こんな勝手で本当にごめんね、ハジメくん。













午後8:35
私は隣にあるハジメくんの家のドアの前に立っている。

インターホンを押さず8分くらい経過した。
チキンだな、私って。



なんとか勇気を出してインターホンを押す。
心臓がバクバクしているのは、緊張と少しの恐怖。



恐怖の意味はもちろん…言葉のことだ。



十数秒待つと家の中から足音が聞こえてきた。
…とうとうきてしまう。




「…お、シホか」


「は、ハジメくん…」



出てきたのは少しだけ目元が赤い、ハジメくんだった。




/ 179ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp