• テキストサイズ

甘い甘くない甘い【ハイキュー】

第11章 *アルコールと冬【北信介】





そういえばここは、北さんのベッド…。

北さんは昨日と同じように私の上に跨ると、優しくキスをした。



北さんはいつも優しい。ずっと優しい。
昨日だってあれだけ酔っていて、深いキスだってしてきたけどずっと優しかった。

ずっと、スローモーションみたいな時間が流れてた。



「ふ、なんやそんなかわええ顔して。昨日もそんな顔しとったんか?覚えてないのが残念やわ」


「し、してないです…」


「ほんまに?」



北さんは少女漫画に出たくるような強引な男の人じゃなくて、甘い、大人な男の人。

おかんですか?みたいな時もあるけど、しっかりしていていつもカッコいい。



「んぅ、っ」


「服、脱がすで」


「…っ、めっちゃ寝起きでブスなのに…。しかも朝だから外めっちゃ明るいし…」


「シホのことがよく見えてええやん」


「…っ、本当にもう、」



上に着ていた服を脱がされ、そのまま北さんの手が触れる。思わず反応してしまう私を見て、北さんは1度キョトンとしたが、その反応が気に入ったのか少しだけ口角を上げた。





/ 179ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp