第4章 ※鎌ノ助とお風呂※
「ねぇ、駄目?」
「そ、それは……」
なまえが言いよどむ間にも、鎌ノ助は距離を縮めてくる。
思わずなまえが身じろぎすると、膝に何かやわらかいのと硬いものが当たった。
「んくっ! ……っはぁ、あんた、意外と大胆なことするよね……」
「鎌ノ助くんほどじゃ……っああ! 違います! わざとじゃないんです!!」
何に膝を当ててしまったかを察して後ずさりしようとするが、すぐに壁が迫っていた。
鎌ノ助は壁に手をつき、なまえの顔を覗き込む。
「逃がさないよ。……捕まえた」
その満足そうな笑みに、なまえは捕らわれたのだった。
鎌ノ助は、乳白色のお湯に隠されていたなまえの胸を、鷲掴みで露にした。
「結構大きいよね、胸。触ってみたかったんだ」
「鎌、ノ助くんっ……! やめっ……」
無遠慮に揉んで、胸に顔を寄せる鎌ノ助。
目をとろんとさせて見据えたのは、なまえの桃色の……。
「あっ……! 鎌ノ助くんっ、だめぇっ……」
「んむっ、ん、ん……」
肩を押しても、鎌ノ助はびくともしない。
ちゅっちゅっと赤ん坊のように吸ったかと思えば、たまに噛んでみたりする。
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