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タイトル未定(長編)

第1章 作成中


『そういえば、翔くんの部屋綺麗になったね?』

潤「あ、本当だ。言われてみれば確かに」

翔「あぁ(笑) にのにね、手伝ってもらった」

和「まぁ、片づけたっていうより隠した、が正しいかな」

翔「痛いとこ突くな~(笑)」



あまり片付けが得意?じゃない翔くんの部屋はいつもは物で散らかっている印象だったけど、今はこうして4人が普通にテーブルを囲んで座れるくらい・・・というか、普通に片付いている。



和「じゃ、俺はそろそろ帰るとしますか」

翔「え?いいじゃん、まだゆっくりしてってよ」

和「だって勉強すんでしょ?俺はゲーム借りに来ただけだし」

潤「にのも勉強すりゃいいじゃん」

『そうだよ、今から道具もってきたら?なんだったら私のノート貸すけど』

和「お前のミミズみたいな字読める自信ないから遠慮しとくわ」

『はぁ?怒』



まあ理由はなんであれ、にのは一緒に勉強することを頑なに拒む。

中間テストの時は一緒にしたのに。



翔「俺に気遣うなよ?」

和「んー?別にそんなんじゃないよ」

翔「そ?ま、頑張れよ」

和「うん。じゃ、そういうことなんで、お先~」



私にはわからない2人の会話を終えるやいなや、にのはさっさと部屋を出て帰って行った。

潤くんが分かっているのかいないのかは分からないけれど、潤くんは自分のテキストを開いて勉強の準備をし始めているから、私も気になる気持ちを無理矢理掻き消すようにテキストを取り出した。
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