第1章 作成中
昼食を食べ終えてしばらく経った頃、私はテキストとノートを持って翔くん家に行くと、そこにはもう既に潤くんがいて。
『潤くん、早いね』
潤「いや、そんなことないよ。俺も着いたの本当さっきだし」
『そうなんだ。・・・・・・で?あなたは?』
和「俺はお前らが来るよりずーっと前からここにいますけど?」
予定ではいなかったはずのにのが、堂々と翔くんの部屋でお菓子を食べながらベッドにもたれてゲームをしている。
『だって翔くんの誘い断ってなかった?』
和「うん、勉強の誘い、はね」
『え、にの勉強しないの?』
和「ここではしない」
潤「何しに来たの(笑)」
和「ゲーム。翔くんの借りに来た」
そんなやり取りをしていると、私の為に用意してくれた麦茶を片手に持った翔くんが入ってきた。
ラフなTシャツに、だぼついたスウェットのズボンを穿いた姿。
翔「まだ座ってなかったの?笑」
『あ、うん(笑) ってか、翔くんもうお風呂入ったの?』
翔「うん、だって汗かいたし。どうせ俺ん家に集まるんだからいいかな、って」
翔くんは持っていた麦茶をテーブルに置き、私にクッションを渡して座らせる。
それを見た潤くんがすかさず紳士だとつっこめば、翔くんはそんなことないと言いつつ少し照れをごまかしていた。