第2章 気づいたら
信長「しゅ、出発するぞ!!!」
そうして俺は城に向かうことになった。
出発してからどのくらいだったのだろうか。
地面の凹凸が激しく、歩くことになる。
周りの景色は森の中なのであまり変わらない。
馬の走る音と風が吹く音が聞こえるなか、
ふと、ものすごく甘い香りがしてきた。
それはもう、とっても甘くて
思わず身震いをする。
秀吉「くっ…」
声のした方を見ると、秀吉さんが倒れる寸前だった。
「秀吉さん!?」
思わずかけよって、秀吉さんを支える。
だが、その甘い香りは増す一方で…
俺はこの香りに覚えがあった。
多分、秀吉さんはオメガだ…
道理で体がうずくわけで、
秀吉「っっ…触るな!」
パシっと手を弾かれる。
「えっでも…」
ものすごくつらそうな顔
顔はもう赤く火照っていて
立つのもつらそうである。
信長「秀吉、発情期か。三成、抑制剤はあるか?」
は、発情期だと!?
予想が当たって驚きを隠せない
秀吉「はぁっ…すみませんっ」
三成「すみません、信長様。予備はもう…」
信長「そうか…ならば、。」
「は、はい」
信長「秀吉をおぶれ。城まであと少しだ」
「りょ、了解です!」
秀吉「っ信長様!自分で歩けます!」
信長「私の命令に背くのか。」
三成「秀吉さん。ここは、信長様に従うべきです。辛いのはよく分かります。その状態では立つのがやっとです。」
秀吉「………。」
「大丈夫です!体力には自信がありますから!」
ほんとは秀吉さんをね。うん。
今すぐにでも犯したいんたけど←
信長「行くぞ」
俺はしゃがんで、おぶる準備をする。
すると、秀吉さんは首に手を回してきてくれた。
「あれ、」
背中に違和感
もしかして…
秀吉「っ!!すまん///」
やっぱり
秀吉の勃っとるやん!?
「しょうがないっす。じゃあ、行きますよ」
走って前にいる信長さん達に追いつこうとする。
秀吉「んっ…ふっ」
おいいいい!?生殺しやん!?