第4章 中身は想像つかない
「言ってませんでしたっけ?俺この世界とは別の所から来たんです。………って言っても信じてもらえないと思うんですけどね笑」
信長「俺は知っていたぞ?」
俺は500年後の未来から来たということと、トリップしたみたいなことを言ったが、これも信長さんに見破られていた。
光秀「異国の者かと思っていたが…」
政宗「俺も最初はそう思ったのが、話し方といい、服装といい、この世に剣を下げてないと言うことがそもそもありえないからな…」
信長「その、500年後にぎたぁ?と言うものがあるのか。」
「はい、ぎたぁと言うのは簡単に言うと…弦楽器ですかね?」
三成「弦楽器ですか…琴と同じようなものですかね?」
「まぁ、そんな感じですね!」
信長「そのぎたぁと言うものは手に入るのか?」
光秀「500年後にある物ですからね…あるならば異国からの物であれば手に入るかと思われます。」
信長「そうか。手配を頼めるか?」
光秀「はっ」
それから俺達は色々話したりして、殆どの人が酔いつぶれた。
俺はわかった。自分が酒に強いことが!!!
どうでもいい事だが、新たな発見である。
信長「は酒に強いのだな」
「俺も初めて気づきましたよ笑」
信長「こうして酒の席で長く話せるのは俺も嬉しいぞ。」
「そうですか!そう言ってくれて俺も嬉しいです!」
信長さんと話して酒を飲んで色々話した。
未来にある物や、友達の話、仕事の話など…信長さんはとても興味深く聞いてくれた。
信長「そうだ、。いい忘れていたが、お前には明日から稽古をしてもらうぞ」
「稽古ですか?」
信長「あぁ、戦がいつ起きても可笑しくない時代だからな。せめて自分を守れるくらいの事はしてもらわないと困る。」
「確かにそうですね…俺頑張ります!信長さんを守れるように!」
信長「クククッそれは嬉しいな。……それと、もう1つ大事な話がある。」
視線が真剣な目に変わった。
よほど大事な話だろう
信長「ここにいる者たちは、ほとんどがオメガだ。アルファはお前しかおらん。……と言うことは分かるな?」