第3章 新たな出会い
襖を開くと、そこには三成さんもいて、
豪華な料理と酒が振る舞われていた。
俺は目の前の状況に頭が追いつかなかった。
信長「待ちくたびれたぞ。」
「す、凄いごちそうですね…」
目をパチパチと瞬きをする。
三成「信長様の無事と様の活躍を込めて、宴を開くことにしました!」
信長「は俺の命も救ってくれたからな。今日はゆっくり食べるなり、飲むなりするがいい。それと…………いつまでそうしているつもりだ?」ニヤリ
はっと我にかえる秀吉さん
秀吉「す、すみません!///おい、降ろせ!」
「は、はい!」
三成「いつの間にか仲良くなられたのですね!私は嬉しいですよ!」
光秀「まぁ、そういう事だ。信長様の近くの席に行って酒を酌してこい」
「りょ、了解👍」
光秀さんにそう言われて、「はやくしろ」と待ちくたびれている子供のような目で見てくる信長様のところに行く。
すると、
家康「じゃあ、俺の隣」
「え?」
家康「なに、嫌なの」
「いえ!とても嬉しいです!」
家康さんツンデレかよ!
それぞれ席につき、酒の入った杯をもち
三成「信長様の無事と様の活躍を込めて!乾杯!」
皆「乾杯!」
ワイワイ、ガヤガヤと話したりして
俺達は豪華な食べ物を食べ、杯をかわし、少し仲良くなれた気がした。
あれからどのくらいだったのだろうか、
信長さんや光秀さんは、まだまだ余裕そうだが、
他の皆は少し酔が回っているのかわかる。
少し頬を赤くした信長様が、俺にこう言った。
信長「、お前はアルファであろう?」
「はい、そうですよ」
皆がこちらの話に耳を傾ける。
信長「発情期がきた秀吉は、どうだった」ニヤリ
ぶふぉっと秀吉さんが酒を吹き出す。
「えぇっと、どうだったと言われても…最後まで事はなしてませんよ?」
信長「!!それは誠か?」
政宗「本当なのか!?」
声に出した信長さんと政宗さん
秀吉さん以外の、声を出していないその他の人も大変驚いた顔をしている。