第5章 甘党〈A×S〉
~S.
自分で着てくるから!って寝室まで来たけど、
広げたメイド服を見て、小さく息を吐く
「絶対、似合うわけないじゃんよ…、」
でもなぁ、雅紀に似合うって言われたし、
あー、ここは腹を括って、着よう、うん!
着てた服を脱いで、メイド服の袖をスルスル
腕に通していく、
「い、やぁ…、短い…、」
胸元に結ったリボンをいじくりながら全身鏡を
みて苦言を漏らす、
女の子が着てもきっとスカートは短いだろうけど、
短くない、?だって、膝上何センチよこれ、
何て、一人でぶつぶつ言ってたら、ドアがノック
された
「しょーちゃぁーん、着れたー?」
「あ、着れた、けど、…、」
入ってもいい?と、聞かれ、渋々いいよと返せば
秒でドアを開け中に入ってきた雅紀
「わ!翔ちゃん可愛い!!やっぱ似合うよ!!」
俺を見つけた瞬間抱きつきながら似合う、を
連呼する
「も、わかったから、恥ずかし、」
あんまり可愛いだの似合うだの言うから、
自分の顔が熱を持ったのがわかる
「んふふ〜、可愛いメイドさんは、何してくれるの?」
「へ…、?何かするの、?」
「え、着て終わりだと思ったの?」
とんでもない、爆弾発言ですよ、雅紀さん、、
「ご奉仕、してくれる?」
「ん、なに、するの、」
スカートを捲りながら言う雅紀に聞けば、
自分で考えて、と言われたけど、
雅紀の上で考えてたら、クスクスと笑い声が聞こえた
「何で笑うの、!考えてるんだよ、!」
「翔ちゃん可愛いね、取り敢えずヤろっか」
「ま、また?ヤるの…、?」
「今度は翔ちゃんが動いてね、丁度上にいるし」
そう言って雅紀は、俺の穿いてたパンツを脱がしはじめた
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