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Redline【気象系BL】

第3章 裏の裏〈O×S〉


~O.





今日も、5人揃っての仕事だった。
今日は確か、しょーくん出掛けるんだっけな、
夜暇になるなー。何て考えてたら、
相葉ちゃんが側によってきて、
「おーちゃん、今日の夜、あいてる?」
と、聞いてきた。
「んぁー?空いてるよ、どうした、?」
「いや、二人で飲み行かない?」
おぉ、珍しい。相葉ちゃんから誘ってくるなんて。
「んふふ、いいよ、行こっか」
そう承諾すればやった!なんて無邪気にはしゃぐ
相葉ちゃん。

夕方になり、仕事が終わった為、相葉ちゃんの車に
のり、行きつけのお店に行った。
「いつも行ってるとこね、スイーツ沢山あるの!」
おーちゃんきっと気にいる!とウキウキしてる
相葉ちゃん。
あー、オレ恵まれてんね、素直に嬉しい。
ついたよ、ここ!という相葉ちゃんの声にハッとなり
相葉ちゃんについてく。

個室に入ってから数分。相葉ちゃんがおずおず口を
開いた。
「聞いていい、?あの、しょーちゃんの事」
あらら、相葉ちゃん、気づいちゃったかな?
「んふふ、いいよぉ」
そう笑って返せば、相葉ちゃんは、
「最近、しょーちゃんさ、可笑しいよね、?」
と、眉毛を下げながら言った。
「最近、?可笑しい?」
「うん、飲みすぎた、って言ったけど、その日さ」
すごい調子良かったし、と続ける。

「んふふ、相葉ちゃん気づいた?」
「へ…、?」
「しょーちゃんの浮気、」
「、え!?そこまでは気づいてない、ただ、」
違和感、感じた。と、言う。
「相葉ちゃん、誰にも言わないでね?」
「な、なんで、?やめさせたりは、?」
「オレはしない。それでいいから、」
テーブルの上のケーキにフォークをたて、
口の中に運んでいく。

「だから、内緒な?相葉ちゃん」
口の中はケーキの甘さが広がっていた。



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