第11章 厳寒の侯〈 ×S〉
~J.
「あぁあっっ……んぁっ!」
翔さんの腰を掴み、再びぐっ、と奥へ突く
「うぁああッッ…、んっ、あぁッ」
びくびくと体を揺らし感じる翔さんは、とても綺麗だ
「翔さ、そんな締めないで、」
ニノに中心を上下されて、翔さんの中がぎゅっと
締まる
「ふぁ、しら…ない、っっんんぅ、」
あぁもう、!翔さん可愛い、!
その言葉をぐっ、と飲みこんで腰を動かす
「んっ、あッッ、も…イッちゃ、からぁっ」
涙目でこちらを見る翔さんに煽られ、さらに奥へと
腰をすすめる
「いいよ…、翔さんイッて、」
「ぁ、ッッ…、んぅ、っっ!」
一際大きく、体を揺らし翔さんの中心から白濁が
流れる
「うぁ、ごめ…、俺もイくっっ!」
翔さんがイッた事で中が締め付けられ、俺もその
締め付けでイッた
「はぁ、…、んっ、」
翔さんの中からずるりとでれば、流れ落ちる白濁
「うっわ、えろい〜、」
翔さんの後ろから相葉くんが言う
「しょーくん、立てる?風呂行こう、」
脱力してる翔さんに声を掛け、手を取る大野さん
「大野さん一人で平気?」
「ん、へーき、」
「智く、重いからっ、ちょ…、!」
「ああ見えて、力持ちだからねぇ、」
ニノが呟く
「ねぇ、伝わったかな、俺らがどんだけ好きか、」
そう、その場に居たニノと相葉くんに言う
「伝わったと思うよ?」
「後で本人に聞いてみる?」
それぞれの答えが帰ってきて
「…、後で聞いてみるか、」
シャワーの音がする風呂をちらりと見た。
「しょ…く、寝ないで、起きてぇ」
片付けなどをしてると、大野さんの情けない声が
聞こえた
何かと思い、3人で見に行けば、大野さんの胸元に
寄りかかりながら目を閉じてる翔さんと、
ずっと起きてぇ、と言ってる大野さんが脱衣所で
しゃがんでいた
「何やってんすか、貴方は」
「しょーくんがおちた〜、起きてぇ、」
「しょうがない、運ぼう」
幸せそうに寝息をたてる翔さんを抱きかかえながら
寝室へ向かった。
.