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Redline【気象系BL】

第11章 厳寒の侯〈 ×S〉


~A.




「じゃあ、しょーちゃんおめでとー!」
お酒の入ったグラス同士のぶつかる音が響く
「んっ、うまぁ、」
「翔さんの好きなもの作ったよ」
松潤が嬉しそうに言えば、しょーちゃんもまた
嬉しそうに笑った
あ〜、可愛なぁ、しょーちゃん
「貝もある〜、んふふ、ありがとうみんなぁ」
コップを両手でもったしょーちゃんがニコニコと
笑う
「翔さん、もう酔いました?」
「ん〜、?酔ってないぃ、」
ほんのり赤く染まった頬で言われても、説得力がない
「俺…みんなに会えてよかったぁ、」
「しょーくん、珍しいね、」
しょーちゃんに抱きつかれながらいうおーちゃん
何か、俺だけ蚊帳の外感あるんだけど、
「しょーちゃん、しょーちゃん、」

コップを傾けながら呼べば、可愛い顔で振り返った
「俺もぎゅーしてほしいな〜」
「ん、雅紀にぎゅー、する…、」
何だろう、この可愛い子、煽ってるのかなぁ!?
首に手を回して抱きつくしょーちゃんに
理性を保て、と心の中で唱えてたら
「相葉ちゃん、顔すごいよ」
「まぁ何となく相葉さんの考えてる事わかりますけど、」
「どんな心境の顔なの、」
三人が笑う声が聞こえた
「ねぇ、これ襲っても文句言われないよね、?」
「翔さんには言われるんじゃないですか?」
「オレは別に言われねぇ気がする、」
俺に抱きついているしょーちゃんのベルトを
するりと、おーちゃんが抜きとっていく

「ん…、智く、?」
「しょーくんにプレゼント」
オレらあげるよ。そう言って、笑ったおーちゃん
「さと、しく…もう俺沢山貰った、」
「誕生日なんだから、我慢しないで?」
目の前で赤くなるしょーちゃんに勿論、我慢なんて
出来る筈もなく、
赤くぽってりとした唇に、俺の重ねる
「まさ、っ…んぅ」
「オレらの愛、受け取ってね?」





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