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この好かれ方は好きじゃない!!【ヒロアカ】【BL】

第2章 


轟「っ……先生…」

轟は息を荒くしながら俺に擦り寄る

「おい……轟…どうした」

俺は轟の顔に手を当てる

すると轟は俺の手に己の手を添えて俺の体を引き寄せキスをした

「ッおいとッ!」

轟、そう呼ぼうとして口を開けた時に舌をねじ込まれてしまう

静かな廊下にぴちゃぴちゃと唾液を絡ませる音だけが響く

頭がじんじんと痛み力が抜けてしまう

酸素が薄くなり俺は轟を引き離すもののびっくりしたせいか腰が抜けてしまった

「とっとろろきぃ?」

舌っ足らずになり轟と発音するのでさえ困難になる

轟は俺を抱きしめ休憩室に入りソファーに俺を押し倒す

轟「先生……先生、好き、好きなんだ、あんたの事が、好きで仕方ない、あんたの事しか考えたくない、あんたを抱きたい」

轟はつらつらと言葉を並べる俺のコスチュームを脱がしていく

熱い舌で顔を舐められる

「っおい、轟、俺汗かいてるから」

轟の肩をぐぃと押すがその力虚しく手を絡められ轟は己の下半身を俺にすり寄せてくる

轟「さん、さんさん、抱きたい、お願いします」

「………っ

……そんな状態じゃ体育祭どころじゃねぇから、仕方ねぇからだ」

半ば自分にそういい聞かせながら承諾の意味を持つ言葉を吐き出した途端に轟の目の色が変わり自らも服を脱ぎ始めた
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