この好かれ方は好きじゃない!!【ヒロアカ】【BL】
第2章
浜辺を走っていると
爆豪「ん、」
「爆豪………っておい、先生だろ」
爆豪「あんた今日非番?」
「そうだよ、なんでわかったんだい」
爆豪「だってあんた非番じゃない時は何時もヒールで浜辺走ってるだろ」
「なんで知ってるんだ?」
爆豪「この上の道をいつも俺が走ってるからだよ、まさかあんたとは思ってなかったけど」
「もしかしてパーカーかぶって走ってたの爆豪か」
爆豪「そうだよ、文句あるかクソ」
「誰がクソだ誰が!爆豪、お前口の悪さどうにかしないとだめだろうが」
俺は爆豪の頬を片手で掴む
爆豪「離せこら」
爆豪は体をねじり離れる
「一緒に走るか?」
爆豪「誰があんたと走るかよ」
「ん、そうか、学校頑張れよ」
俺がふたたび走り出そうとすると
爆豪「おい、」
「だからお前な」
爆豪「怪我、もういいのか」
「え?」
爆豪「だから怪我、USJのやつだよ」
「あ、あぁ、もう全回復だ、心配してくれんのか?爆豪」
爆豪「ちげーわバカ!」
「ありがとな爆豪」
爆豪「ちげぇっつってんだろ!!」
「朝から大声出すなようるせぇなぁ……じゃあ明日学校でな爆豪」
爆豪「チッ…おー」
俺は1時間ほど浜辺を走ったあとに化粧品の広告の撮影をするために服を着替えメイクをして撮影に望んだ
撮影はおよそ2時間ほどで終わり俺は二ヶ月ほど前から頼んでいた義手を取りに行き休日を済ませた。
俺の想像していた広告はせいぜいポスターくらいかと思っていたのだが、結局はどでかい看板にデカデカと貼られることになってしまった。
貼られたその日に俊典さんから広告みたよ!との連絡が入りまた頬を緩ませたのは内緒だ