この好かれ方は好きじゃない!!【ヒロアカ】【BL】
第2章
俺は自分の家の扉を開け俊典サンと中に入る
「とりあえず俊典サン、貴方着替えは?」
俊典「あるよ」
「さいですか」
俺はベストを脱いで部屋着に着替える
俊典「ここで着替えるのかい」
「いちいち部屋変えたりしませんよめんどくさい」
俺はソファーに座りテレビを点ける
隣に俊典サンが座る
俺は何も言わずに俊典サンの手に自分の手を添える
何これ少し恥ずかしい
こういう手を繋ぐとかは自然としていたけれど改めて自分からするとなると小っ恥ずかしいものなのだと再認識してしまった
八木「くん」
「なんですか、俊典サン」
心の中で話しかけないでくれと思いながら答える
八木「耳真っ赤だよ」
「ッ……!!」
俺は俊典サンから手を離し耳を手で隠す
八木「くんは本当に可愛いね」
「こんな男相手に可愛いとかないですよ」
俺はグルるると唸り俊典サンをしたから見上げる
八木「そういう所が可愛いんだよ」
俊典サンは微笑んで俺の首をッッとなぞる
ピクリと体が反応してしまい後ろに退る
俊典サンは俺の腹あたりに顔を埋める
「…俊典サン……?」
八木「今日……君を犯していいかな…?」
犯して
そのフレーズに俺は反応する
いつもは抱くと言うのに
「別に……大丈夫ですよ……お風呂…先にどうぞ」
俺は俊典サンの頭を撫でて承諾の言葉を放つ
俊典サンはうん、と小声で言うとフラフラと浴槽へ向かった
珍しいこともあるものだと思った
大体はいつも俺が誘うのに俊典サンからsexをしたいと言うなんて