この好かれ方は好きじゃない!!【ヒロアカ】【BL】
第2章
次の日は普通に出勤した、個人的に一番心配なのはイレイザー先輩だ
なんだあのミイラマン
「大丈夫っすか、出てきて」
相澤「そう言うお前も出てきてんじゃねぇか」
「俺は両足と片腕折れただけなんで、糸に運んでもらえば問題ないです」
相澤「そうか、HR行くぞ、お前も来い」
「…っす」
イレイザー先輩が体育祭の事を伝えると生徒達は各々燃え始めた
その放課後
葉隠「せんせー!」
「ん?どうした葉隠」
葉隠「こっちとこっち!どっちがヤオモモに合うかな!?」
八百万「何故…ペイン先生に?」
麗日「怒られちゃうよー!」
なんて言葉を聞き流す
「えっと、こっちがパステルピンクラメでこっちがピーチピンクね」
麗日「分かるんや!!」
「うーん……八百万はこの二つはどうかな、何となくしっくりこないな」
葉隠「やっぱりー?」
「……あ、そういや会社から送られてきたのあったな…ちょっと待て」
会社から送られてきた新しいリップ入りのリップスタンドを開けて1本引き抜く
「八百万にはこれかな、ピンクベージュ、良く似合うと思う」
葉隠「すごーい!さすが先生!!」
八百万「ぴったりですわ……」
「やるよ、それ、使わねぇし」
蛙吹「そう言えば先生はなんでリップをそんなにもってるの?」
「今度メイクの宣伝の撮影するから送られてきたんだ、俺はだいたいバイオレットとかしか使わねぇから、欲しいのあったら持って行っていいぞ」
するとまぁ女子は群がり面白がった男子も持っていく
上鳴「先生は男子の中で誰がリップ似合うと思います!?」
「えっ?あぁ……そうだな…強いていうならば…爆豪と尾白かな」
尾白「俺!?」
爆豪「あぁ?」
「尾白には是非……」
俺はジリジリと近づく
女子もニヤニヤしながら尾白を囲む
尾白「えっ!?ちょっ」
「はーい、止まってろよー尾白ー」
びびって固まっている尾白の唇にビタミンオレンジのリップを塗った
「よし、どうだ?ん?なかなかいいだろ」
葉隠「すごーい!尾白君きれー!」
尾白「……綺麗って…」
瀬呂「本当に似合うんだな……」
「できたら爆豪にも……」
爆豪「断る!!」
「だろうな、爆豪は尾白と違ってリップ似合わねぇかもしれないしな、そりゃあ断るな、緑谷だったらきっと塗ると思うんだけどな、爆豪はダメか」