この好かれ方は好きじゃない!!【ヒロアカ】【BL】
第2章
「えーっとアイシャドウも買いましたしー後はリップだけですね、ほれ、はよ、はよ決めてくださいよ」
俊典「えぇ……じゃ、じゃあ、こっち…かな」
俊典サンが指さしたのはダークプラム
「じゃあこれ買ってきます」
会計を済ませて広場へ行くと耳郎と葉隠が
「おーい、耳郎、葉隠」
耳郎「えっと…?どなたですか?」
「あ、そっか、俺…ペイン」
葉隠「うっそだー!」
「えっと、これでわかるかな?」
声を戻し話しかける
耳郎「マジか!!」
葉隠「えっ!先生そんな趣味が!!」
「ちげーよ、メイクショップに寄るために女装しただけ、男だけでメイクショップって結構来るもんあんのよ」
耳郎「そっか、先生いつもアイラインを引いてるもんね」
「お、気づいてたか」
耳郎「あれ結構イイトコのでしょ?」
「そ、でもあんまりオススメはしないかな色のノリが悪いしリップの方はコップとかに付いたらホントに取れないから」
葉隠「なるほどー」
耳郎「あ……先生、あのさ……傷……大丈夫?」
「ん?痕は残るらしいけど問題ないよ来週にメイクの宣伝の仕事入れてるくらいだし、心配してくれてありがとな」
俺は耳郎の頭を撫でて2人を見送った
俊典「二人共行った?」
「オジサマどこ行ってたんですか」
俊典「いや、説明が面倒くさくなるかなって思って」
「ま、確かに…そろそろ帰りますよ、俊典サン」
俊典「…!あぁ、帰ろうか」