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この好かれ方は好きじゃない!!【ヒロアカ】【BL】

第2章 


緑谷「ペイン先生!」

「緑谷……顔……出すなよ……馬鹿だなぁ……」

口元が緩み少し乾いた笑いが零れる

そうだよな、生徒達を安心させないとダメだよな…

「大丈夫だ、緑谷……うちの校訓はなんだ」

緑谷「Plus ultraです」

「そうだ!Plus ultraさ!!」

吹っ切れた、完全に

立つのでさえ困難である中、俺は確信したのだこの子達のためならば




死んでもいいと




「糸、来い」

糸は俺の体に巻き付く

死柄木弔「あ?」

糸の端は天井へ伸び 俺はまるでマリオネットのようになる

「来い…鎌」

折れた腕で鎌を掴む、否、掴まされる

俺を操るのは糸、俺がすることは気絶しないようにするだけだ、後はこいつらがやってくれる

死柄木弔「こんなの、こんなの……見たのは2度目だッ!!すっげぇ!まじでするなんて、気が狂ってる!やっべぇ!興奮してきた!」

そんな事を聞いている暇はない

と言わんばかりに糸は俺を操り折れた足で地を蹴り鎌を振り下ろす

いつもならできないような角度から蹴りを入れる

緑谷「無茶……無茶だ」

知ってる

これはするなとイレイザー先輩にも言われたし医者からも言われた

しかし、ここで負け生徒に怪我を負わせるくらいならばヒーローとしての人生を失ってもいい
もう動けなくなってもいい



思うは一つ、殺すそれだけだ

吸収ならば吸収させればいい向こうの吸収の許容量を越させればいい

鎌を振り蹴り、殴る

めちゃくちゃだ

だが、向こうの許容量は今、越えたらしい

死柄木弔「あぁ……むちゃくちゃだ、とんだ変わり者だ」

「勝手に言え」

俺は脳のヴィランを叩き潰した、再生など出来ないほどに
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