この好かれ方は好きじゃない!!【ヒロアカ】【BL】
第2章
切島達とヴィランを片付けていく
突然切島の近くに小さな黒いモヤが現れた
「ッ切島ァ!!!」
俺は叫び鎌を捨て切島を押しのける
その時、手が伸びてきて俺の顔の右側を覆った。
その瞬間
バキバキバキッ!!
顔の皮が剥がれた、咄嗟に避けたので肉までには到達していない
「死柄木……死柄木弔ァ!!!」
顔の右半分が熱い、切島は目を見開き腰を抜かしてしまった、あの爆豪でさえ目を丸くしてしまっている
まだ餓鬼だな、なんて思いながらフードで皮がズル剥けた顔右半分を隠す
死柄木「名前を連呼しないでくれよ…ペイン。
俺はあんたのファンだからさあんまり傷つけたくはねぇんだよ……だから、大人しくしといてくれよ……まだ、まだあんたは壊したくねぇ!ぶち犯して、ぐちゃぐちゃにするのが一番いい…」
「っざけんじゃねぇ!!来い!!鎌!!!」
鎌は俺の方へ飛んでくる
切島「……ぁ……せ、先生」
「大丈夫だ……切島、俺はなんともねぇ」
鎌を構える
「爆豪、切島のサポートに回れ、俺は脳のヴィランとこいつをとめる」
爆豪「おい!それじゃあ」
「言うこと聞け、お前らには黒いヴィランを任せる、頼んだ」
これが精一杯だ、これが、俺に出来る精一杯、爆豪は頭がいい黒いモヤのヴィランの弱点だってわかるだろう
爆豪「……わぁったよ……いくぞクソ髪」
切島「切島だって!」
2人は他の生徒がいる所へ向かう
格好つけたはいいが2対1は辛いな
死柄木弔「……いけ脳無」
脳のヴィランは俺に襲いかかる、電気を流すが止まらない
「クソかよ…」
攻撃が何一つ通らない、こんなことがありえるのか
死柄木弔「ペイン、そいつの個性は吸収、攻撃したって吸収されちまうんだよ」
「………」
吸収…それは信じていいものだろうか
普通はいけないのだろうが確かにそれ以外に考えられる宛がない
「吸収ならば、よし」
折れてるのは肋、腕、左足、右は見えねぇし左は反応速度が遅い
正直言ってもう限界だ。