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この好かれ方は好きじゃない!!【ヒロアカ】【BL】

第2章 


体育館から出た時に緑谷が話しかけてきた

緑谷「あっあの!ペイン先生!」

「あ?どうした緑谷」

緑谷「昼休みってひっ暇だったりしますか!?」

「んー、まぁ暇っちゃ暇だな」

緑谷「ああああの、僕…ペイン先生のファンで…そのペイン先生のことも僕のノートに書きたいと思ってるです…昼休みにお話聞いていいですか……?」

兎のようにプルプルと震えながら綺麗な瞳で見られるとNOとは言えなくなる

「あぁ、いいよ」

緑谷「本当ですか!!」

「それなら……飯食ったら対人準備室に来い、俺しかいねぇ部屋だ」

緑谷「ありがとうございます!!」

「ほら、着替えてこい」

緑谷「はい!失礼します!!」

元気に走り去っていく緑谷の背中を見届け俺は準備室へと向かった

机の上に詰んである資料を棚に片づけてそこらのコンビニで買った菓子パンなんかを取り出す

メロンパンをモソモソと食べながらソファーに置いてある俺の鞄を退ける

(緑谷が来るんだから少しは綺麗にしておかないとな…)

そう思いプリント類をまとめたり邪魔なダンボール箱を部屋の隅に置いた時

飲み物を買い忘れていた事に気が付いた

買いに行こう、ついでに資料を職員室に移動させようとドアを開けると

緑谷「あっ!ペイン先生!」

丁度ノックをしようとしている緑谷とバッタリ会った。

「あ、緑谷…悪ぃ、ちょっと職員室行ってから自動販売機に寄ってくっから中で待っといてくれ」

緑谷「あっ!それなら、僕先生に飲み物を買ってきたんです!」

「…悪いな、じゃあ資料置いてくるから中で待っていてくれ」

緑谷「はい!」

緑谷の元気な返事を聞いて職員室に向かい校長の机にポンっと資料を置いた。
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